今日はふるさと納税を確定申告で申請した場合の記載の仕方について説明します。
税理士さんに任せてもいいけど、3万円くらいかかってしまうので、やれるなら自分でやってしまおうという感じです。
注:過去の確定申告の記載の仕方に関してはこちらも参考にしてください。
確定申告の記載 | 医師の循環器疾患・不動産投資まとめサイト (iryoumatome.com)
今日は前回の内容から、ふるさと納税をした場合、確定申告の時にどこに何を書いたらいいか、に関して説明します。
外勤(医師のアルバイトです)を含めて2か所以上で働いてて、給料が2か所以上から発生している人(2か所以上から給料を頂いている場合は確定申告が必要)で、ふるさと納税を今後行う人、すでに行っているけど自力でしたい人が対象になっています。
厚生労働省のホームページ(賃金構造基本統計調査職種DB第1表 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp))によると医者の平均収入は1169万円です。
なので楽天で寄付の上限額を調べるとこんな感じです。
医者の平均年収1169万、既婚、奥さんは働いてなくて、子供が2人という設定だと寄付金は約22万円。
22万円節税できるというわけではないけど、これを見てもやらないのはやはりもったいないかなという印象ですよね。
そして楽天市場、さとふるでも、ふるなびで買いたい商品を注文します。
(購入自体はそんなに難しくないと思うので割愛します)
もしいくらにしたら良いか自信がなければざっくりシミュレーション通りに計算して、それより少し低い金額としたら間違いないと思います。
そして購入する際に、確定申告の必要がない人はワンストップ特例に✓したら終わりです。
注:確定申告が必要な人かどうかはこちらで確認(確定申告が必要な方|国税庁 (nta.go.jp))
(年収2,000万円以下で、1か所からしか給与をもらっておらず、副業での所得が年間20万円以下の人は確定申告は不要です。)
さて、問題は確定申告する人。今回はこの24番、寄付金控除というところに記載を行う必要があります。
今回は例として、『児童福祉施設ひながた』で115000円分、購入したとしましょう。(下記、図のような領収書が届きます。)
ふるさと納税は手数料として2000円が徴収されるので、寄付金控除は寄付金額から2000円引いた値を記載することに注意してください。(確定申告書には購入した金額の-2000円で記載する)
そして最後に、確定申告票の裏面(第二表)に寄付先の名称、寄付金を記載すればふるさと納税の寄付金控除が完了します。(下図)
いかがだったでしょうか。
今回は例として寄付金を115000円、控除額を113000円としましたが、人によっては20万以上の税金対策になるのではないでしょうか。
こういう話はあまり仕事中に話題にできないし、時間をとっていちいち確認するのも面倒ですが、以外にシンプルだと思っていただけたかもしれません。(実際に現場では税務署のおじちゃんが隣で教えてくださったりもします)
ふるさと納税、始めていない研修医の先生や、めんどくさがっている同僚などの役に立てれば幸いです。
今日もありがとうございました!