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少し前に鬼滅の刃という漫画・アニメが流行りました。
鬼殺隊と呼ばれる鬼を退治する中心的な剣士(=柱)が「炎・水・風・岩・雷」に由来した剣術を武器に鬼と戦うストーリーです。
ご存じの方もいるかもしれませんが「炎・水・風・岩・雷」は五輪書の「地・水・火・風・空」に影響されています。
五輪書は外国人が選ぶ日本の有名な本トップ10にも入り、「負けない戦い方を知る本」としてこれまでに自分も読んだことがあります。
今回はその先の、歎異抄につながるところです。
鬼滅の刃と歎異抄。
一見関係なさそうに思えますが、作者は歎異抄にも影響を受けていると言われます。
炭治郎の「鬼といえども、安らかに成仏してほしい」という思いは、浄土真宗の「誰でも救われる」という思想に通じていて、そこから親鸞聖人の言葉「善人なほもって往生をとぐ、いはんや悪人をや」が、鬼たちの最期と重なります。
善人でさえ幸せになれるのだから、悪人はなおさら幸せになれる。
初めて高校生で聞いたときは意味がわかりませんでした。
大人になってどういう意味だったのか、理解してみたくなりました。
今回、鬼滅の刃を通して、僕自身、歎異抄を読むきっかけになったと思います。
こちらの漫画はわかりやすかったので、一度五輪書、歎異抄とともに読んだことない方は読んでみることをお勧めします。
さて、宗教につながる話として、先日、関東88か所霊場を車でめぐりました。
さすが関東88ヵ所だけあって、日数はぶっ通して10~14日程度かかりました。
関東88ヵ所 札所一覧
巡った理由は、なぜ宗教は保護されるのか、なぜ人は宗教によって変化するのかなどに興味が出たためです。(一応言っておきますが、僕自身は何かの信者でもないですし、無宗教です。)
次回以降は、関東88ヵ所霊場の旅路をupしていきたいと思います。
それでは今日もありがとうございました!
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