みなさんこんにちは。

今日も医師の循環器疾患・不動産投資まとめサイト (iryoumatome.com)にお越し頂きありがとうございます。

今日は名取 幸二さんの「普通のサラリーマンが実現させた年収1000万の不動産投資法」について説明したいと思います。

まず表紙はこんな感じ。

どこかでご覧になられたこともあるかもしれませんね。

けっこう好きな見た目です。

僕のブログは友人、職場の同僚、などいわゆる兼業大家さんに向けて発信していますので、いわゆるこの本の読者と一致すると思います。

気になる方は参考にして頂ければと思います。

では早速解説に移ります。(一部ネタバレしますが、問題にならない程度にお伝えできればと思います。)

第一章:現実から目を背けずに収入について本気で考える

まず第一章は現実から目を背けずに収入について本気で考えるというタイトルをもとに筆者の経歴を簡単に説明しています。

不動産投資はいつ始めるのがいいのか?と言うテーマに対し、利回りが高い時期(物件が安い時期)に始められればよいが、利回りが良い時期は融資を受けにくくなる傾向(リーマンショック時など)があるため、今だと思った時に始めるのが良いと書かれています。

ちなみにこの本を買いた筆者は大学時代にバブルが崩壊し、就職氷河期になんとなく就職、なんとなく社会人になったそうです。

ところが、サラリーマン10年目になって仕事へのやりがいを見失い、『自分のための人生を歩みたい!』という思いから不動産投資に始めたのがきっかけです。

ちなみにキッカケはヒロ・ナカジマさんのハワイプチ富豪の成功法則だとか。

リンクを張りますので参考にどうぞ。(電子書籍はありませんでした泣)

ここからは肝心の内容です。

第二章:物件を買うには7つの基本ルールがある

第ニ章では物件を買うには7つの基本ルールに従うようにと記載されています。

そのルールとは

1、目標を設定する

2、物件購入までの大きな流れを把握する

3、数値化する(億の壁を越える)

4、銀行の融資情報を収集する

5、物件情報収集と選定の仕方

6、いつでも不変の法則(積算など)

7、購入したときに90%勝負が決まる

上記の7つのルールを厳格に守ることで、失敗のない不動産投資を実践可能です。

億の壁を超える方法は、適切なストレスをかけたシミュレーションを行い、ロットの大きな物件を買うこと。

シミュレーションが適切であれば心配しすぎる必要はないと述べています。

第三章:物件を買う際の7つの行動ポイント

第三章では物件を買う際の行動ポイントについて触れています。

それには主に7つの行動ポイントがあり、

1、サラリーマン属性を最大限に生かす

2、即断即決が必要

3、物件概要書の一次判断は5秒で行う

4、物件の二次判断材料:レントロールを詳しく調査する

5、現場主義(行動力を忘れない)

6、仲介業者・関係会社さんと良好な関係づくりを行う

7、購入条件を交渉する

ことが重要とのことです。

3の構造、築年数を見て、融資がつかないと判断すれば、その物件はいくら条件が良く見えても時間の無駄になるので次を探すと割り切っているのは印象的でした。

第四章:タイムマネージメント

第4章はサラリーマンならではのタイムマネージメントについて触れています。

融資はどこの銀行でも基本的に同じ書類の提出が求められます。

準備できるものは予め準備しておきましょう。と言っています。(同感です)

その例として僕自身、運転免許証コピー、保険証、医師免許証、源泉徴収票(3年分)、確定申告書(3年分)、所有物件の謄本、ローン残債、雇用契約書など15枚ほどにわたるプロフィールをPDFで所有しています。

買い付けを行う際は買付証明書と同時にPDFを送り、自分の人となりを説明します。

要するに、業者から見て融資が組めない相手は客として扱ってもらえないので、自分はその土俵に立っていることをアピールします。

第五章:中長期的な展望を持つ

第5章は中長期的な展望に関して説明しています。

資産の組み替えを行う、物件を買い続ける、満室経営をすることに意識を向けるように説明しています。

特に満室経営のためには

1,家賃(最終手段)

2,敷金・礼金

3,広告料

の3つで調整するのが基本だと書いています。確定申告に関してもチラッと触れています。

そして最後は筆者が考えるおすすめ物件に関して5つの条件を具体的に書かれて終了です。

筆者が勧める投資用不動産物件とは?

1、築浅10年から20年以内(中古物件)

2、1棟もの住居のみ駐車場つき

3 、RC

4、実質利回り10%以上

5、エリアは地元から隣の県まで

まとめ

書の冒頭で書かれている通り、この本のターゲットは1棟目の購入を検討している人としているため、既に物件を所有している人、2棟目、3棟目をこれから考えている人には少し易し目の内容となっています。

トリッキーな内容がない分、経験者には少し物足りないかもしれません。

上記を踏まえ、僕の感想です。

普通のサラリーマンが実現させた年収1000万の不動産投資法

初心者→プロ(★★☆☆☆)

わかりやすさ (★★★☆☆)

実践向き (★★★☆☆)

再現性 (★★★★☆)

おすすめ度 (★★★☆☆)

平均得点 3.0点

1回目としては少し辛口になってしまったかもしれません。

以上参考になれば嬉しいです。

今日もありがとうございました!

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